仕事の休憩時間や家事の合間など、限られた隙間時間にドコモのインフォメーションセンターへ問い合わせをしようとした際、「ただいま電話が大変混み合っております」というアナウンスに阻まれ、諦めてしまった経験はありませんか。
いつ繋がるかわからない保留音を長時間聞き続けることは、精神的なストレスになるだけでなく、貴重な時間を浪費してしまいます。
そんなドコモユーザーの悩みを解決する手段として、「コール事前予約」というサービスが存在します。
あらかじめWEBサイトから都合の良い日時を指定しておくだけで、当日は専用ダイヤルを通じて優先的にオペレーターに繋がる仕組みです。
この記事では、コール事前予約の具体的な利用方法やメリット、注意点について詳しく解説します。
- コール事前予約の具体的な利用方法やメリット
- 151と専用ダイヤル(#8515)の違い
- ahamo契約者は原則オンライン手続き
- 予約可能な手続き内容と予約時の注意点
ドコモのコール事前予約とは?メリットと仕組み
まずは、ドコモのインフォメーションセンターへの電話問い合わせをスムーズにする「コール事前予約」サービスの全体像について解説します。
このサービスを有効活用すれば、混雑時であっても優先的にオペレーターに接続されるため、無駄な待ち時間を大幅に減らすことができます。
基本的な仕組みや、利用することで得られる具体的なベネフィット、そしてどのような手続きが対象になるのかを見ていきましょう。
コール事前予約とは?
ドコモのコール事前予約とは、スマートフォンやパソコンから問い合わせたい日時を事前に登録しておくことで、その予約時間に電話をかけた際に、一般の列に並ばず優先的にオペレーターに接続されるサービスです。
通常、ドコモの総合窓口である「151」に電話をかけると、混雑状況によっては10分以上、繁忙期にはそれ以上待たされることも珍しくありません。
しかし、この予約システムを活用すれば、いわば遊園地のファストパスのように、待ち時間をショートカットして案内を受けることが可能になります。
このサービスは、ドコモの回線契約があり、dポイントクラブ会員であれば無料で利用できます。
予約は当日から約1ヶ月先まで可能となっており、自分のスケジュールに合わせて柔軟に問い合わせ時間を確保できます。
月末や請求確定直後といった電話が混み合う時期でも、計画的に問い合わせができる点は大きなメリットと言えるでしょう。
注意点として、これはドコモ側から電話がかかってくる「折り返し電話予約」ではありません。
あくまで、予約した時間に「こちらから」電話をかけることで優先的に繋がる仕組みですので、予約時間を過ぎないように自分からアクションを起こす必要があります。
コール事前予約センターで混雑回避
多くのドコモユーザーが抱える悩みの一つに、インフォメーションセンターに電話が繋がらないことによる時間の損失があります。
お昼休みの残り時間が刻一刻と減っていく中で、繋がらない電話を握りしめている時間は、非常に焦りを感じるものです。
コール事前予約センターのシステムを利用することは、こうしたストレスから解放されるための有効な手段となります。
このサービスを利用すれば、混雑回避ができるだけでなく、1日のスケジュールが立てやすくなります。
「12時30分から電話をする」と決めて予約をしておけば、接続までの待ち時間が短縮されるため、用件を済ませて残りの休憩時間を有効に使うことができます。
また、事前に用件を伝えた状態で予約枠を押さえておくことになるため、オペレーター側もある程度の準備ができ、対応がスムーズに進むことも期待できます。
時は金なりと言いますが、事前予約はまさに時間を有効に使いたい現代人のための便利なツールと言えます。
事前予約ができる対象の手続き内容
非常に便利なドコモ事前予約ですが、全ての問い合わせ内容に対応しているわけではありません。
利用する前に、ご自身の用件が対象範囲内であるかを確認しておくことが大切です。
主に対象となるのは、契約内容の変更や確認といった事務手続き関連です。
| カテゴリ | 具体的な問い合わせ内容 |
|---|---|
| 料金プラン | プラン変更、割引サービスの申し込み・変更、料金の見直し相談など |
| オプション | dTV、dヒッツ、ケータイ補償サービス等の申し込み・解約・変更 |
| 請求関連 | 毎月の請求内訳の確認、支払い方法の変更、請求書の見方に関する質問 |
| その他 | ドコモ光に関する相談、住所変更、名義変更の相談など |
一方で、スマートフォンの紛失・盗難による回線停止や、端末の故障・修理の受付といった緊急性の高い案件は、この事前予約のメニューに含まれていない場合があります。
そうした緊急時は、予約をせずに専用窓口へ直接かけるか、WEBでの手続きが推奨されます。
自分の用件が予約対象に含まれているかは、予約サイトのメニュー選択画面で確認できますので、申し込み前に必ずチェックしてください。
参考:インフォメーションセンターへのコール事前予約 | お客様サポート | NTTドコモ
【画像あり】ドコモのコール事前予約の方法と当日の手順
実際にコール事前予約を利用するための具体的な手順について解説します。
初めて利用する方は少し手間に感じるかもしれませんが、一度流れを理解してしまえば非常に簡単です。
予約サイトへのアクセス方法から、当日の電話のかけ方、そして専用ダイヤルの詳細まで、ステップごとに分かりやすく説明していきます。
ドコモの「コール事前予約」を活用することで、混雑しがちな電話窓口での長い待ち時間から解放され、スムーズにサポートを受けることが可能です。
ここでは、実際に「コール事前予約」をしたときの画像付きで、その具体的な登録手順と注意点について解説します。
登録手順とスムーズな利用方法
予約の手続き自体は非常にシンプルで、数分あれば完了します。
手元にdアカウントのIDとパスワードを準備した上で、スマートフォンやパソコンからドコモ公式サイト内の「コール事前予約」ページへアクセスしてください。
1. ログイン時のポイント
予約ページへ進む際、dアカウントでのログインが求められます。
通常、自宅のWi-Fi経由でスマートフォンを利用している場合は、IDとパスワードの入力が必要です。
ただ、もしドコモ回線のスマートフォンからアクセスする場合、一時的にWi-Fiをオフにしてモバイルデータ通信(spモード)に切り替えてみてください。
こうすれば、ネットワーク暗証番号(4桁)のみで簡単にログインできることがあります。
IDやパスワードの入力が面倒に感じる方は、この方法を試すと手続きがよりスムーズになるはずです。
2. 問い合わせ内容と希望日時の選択
ログインが完了すると、画面の案内に従って「問い合わせ内容」を選択する画面に移ります。

用件を選んだ後、予約可能な日時が表示されたカレンダーが出てきます。
空き状況は「◯」や「△」といった記号で直感的に分かるようになっていますので、希望する時間帯を選んでください。

なお、予約は当日を含めて約1ヶ月先まで選択可能ですが、正確な受付期間はサイト内の表示に従いましょう。
3. お客様情報の入力と注意点
日時を選択した後は、氏名・連絡先電話番号などの入力画面に進みます。

注意が必要なのは、予約当日に電話するときは、この画面で登録する電話番号からではなく、「契約者本人のドコモ回線」から電話する必要があることです。
もし、契約者本人のドコモ回線以外から電話をかけると、正しくサービスを受けられない可能性があります。
4. 予約の確定とメールの保管
入力内容に間違いがないかを確認し、「同意して予約する」ボタンを押せば申し込みは完了です。
手続きが終わると、dアカウントに登録しているメールアドレス宛に予約完了メールが届きます。
以下の画像は、実際に予約受付完了のメッセージが届いたときのメールの内容の一部です。

このメールには、当日かけるべき「専用の電話番号」や電話をかける際の注意事項などの情報が記載されていますので、よく確認しておきましょう。
また、予約当日にもリマインドメールが届きますので、うっかり予約を忘れてしまう心配も軽減されるはずです。
当日の電話のかけ方
予約当日になったら、指定した時間帯に電話をかけます。
ここで最も大切なポイントは、「発信者番号通知」をオンにしておくことです。
システムは、かかってきた電話番号と予約情報を照合して本人確認を行っています。
そのため、非通知設定でかけてしまうと、予約システムが「予約者」として認識できず、優先接続されなくなってしまう可能性があります。
電話をかける端末は、必ず契約者本人のドコモ回線を使用してください。
本人確認のためにネットワーク暗証番号(4桁)の入力を求められる場合があります。
スムーズに手続きに入れるよう、暗証番号も思い出しておきましょう。
予約専用ダイヤル#8515とは?
予約当日にかける電話番号は、通常の「151」ではありません。
コール事前予約専用の特番である「#8515」です。
この番号は、予約システムに登録されたユーザーのみが利用できる特別な回線となっており、ここにかけることで初めて優先接続の恩恵を受けられます。
予約専用ダイヤル#8515とは、いわば「予約者専用の入り口」です。
通常の151にかけても、システム上は「予約なし」の一般客として扱われてしまうため、優先的に繋がることはありません。
せっかく予約したのに151にかけてしまっては意味がありませんので、予約完了メールに記載されている番号(#8515)をよく確認し、間違いのないように発信してください。
また、この#8515への通話料は無料です。
ナビダイヤル(0570)のように有料になることはありませんので、通話時間を気にせず安心して問い合わせることができます。
コール事前予約ができない時の対処法とFAQ
非常に便利なコール事前予約ですが、状況によっては予約ができなかったり、エラーになったりすることもあります。
また、利用回数の制限や料金について疑問を持つ方も多いでしょう。
ここでは、よくあるトラブルの原因とその解決策、さらに頻繁に寄せられる質問について回答します。
予約ができない原因
いざ予約しようとしても画面が進まない、あるいはメニューが表示されない場合、いくつかの原因が考えられます。
まず確認したいのが契約プランです。
ドコモのオンライン専用プランであるahamo(アハモ)を契約中の方は、原則としてオンラインでのサポート(専用チャットなど)が基本となっています。
ドコモ公式サイトのコール事前予約ページにもahamoはオンライン手続きのみといった注記が見られるため、通常の手順では予約ができない、あるいは対象外となるケースが一般的です。
ただし、手続きの内容によっては電話窓口が案内されるケースも考えられますので、まずはahamo公式サイトのサポートページやFAQを確認し、指示に従ってください。
また、iモードケータイ(ガラケー)からのWEB予約は非対応となっており、スマホやパソコンからアクセスする必要があります。
その他、システムメンテナンス中は予約サイトにアクセスできないことがありますし、繁忙期で予約枠が全て埋まっている場合は、当然ながら予約を入れることができません。
特に3月や4月の引っ越しシーズンは枠が埋まりやすいため、早めの行動が大切です。
dアカウントにロックがかかっている場合や、法人契約で一部制限がある場合なども予約が進まない原因となります。
まずはご自身の契約状況とアカウントの状態を確認してみましょう。
予約は何件まで?
「聞きたいことがたくさんあるから、念のために複数回予約を入れておきたい」と考える方もいるかもしれませんが、システム上の制限があります。
コール事前予約は、1回線につき1日1件までと定められています。
これは、より多くのユーザーに公平に予約枠を提供するためのルールと考えられます。
もし、同日に複数の異なる用件で相談したい場合は、一度の通話でまとめてオペレーターに伝えるか、あるいは翌日以降に改めて予約を取る必要があります。
ただし、一度の通話であまりにも多岐にわたる相談をすると時間が長引いてしまうため、用件はメモなどに簡潔にまとめておくのが賢明です。
なお、予約した時間に電話ができずキャンセル扱いになった場合、その日のうちは再予約ができない可能性があります。
確実に電話できる時間帯を選んで予約することをおすすめします。
携帯から151に電話したら料金がかかりますか?
コール事前予約を利用せず、通常の問い合わせ窓口である「151」に携帯電話からかけた場合でも、通話料は無料です。
ドコモの回線からであれば、どれだけ長く待たされても、オペレーターとの通話が長引いても、通話料金は一切発生しません。
しかし、「料金がかからないなら待ってもいい」と考えるのは早計かもしれません。
通話料は無料でも、失う「時間」は戻ってこないからです。
20分、30分と電話を繋ぎっぱなしにして待つ時間は、休憩時間を削り、精神的な疲労を蓄積させます。
コストはお金だけでなく、費やす時間も含めて考えましょう。
また、一般電話などからフリーダイヤル(0120-800-000)にかける場合も同様に無料ですが、こちらも混雑状況は変わりません。
やはり、時間を有効活用するためには、無料かつ優先的に繋がるコール事前予約(#8515)の活用が最も合理的と言えます。
まとめ
ドコモのコール事前予約は、電話問い合わせ時の「繋がらない」「待たされる」という最大のストレスを軽減してくれる、非常に便利なサービスです。
利用手順もシンプルで、dアカウントさえあればWEBからすぐに当日の予約枠を押さえることができます。
特に、仕事や育児、家事で忙しい毎日を送る方にとって、数分単位で時間をコントロールできるメリットは計り知れません。
ahamo契約者など一部利用に制限があるケースもありますが、対象となるドコモユーザーであれば積極的に活用すべきです。
これからは、151に電話して延々と保留音を聞き続けるのではなく、スマートに事前予約を活用して専用ダイヤル「#8515」にかけることで、浮いた時間を有効に使ってみてはいかがでしょうか。

