ドコモでんきは高い?損益分岐点や評判・デメリットをFPが徹底解説

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毎月の電気代が気になり、少しでも安くしたいと考える中で、dポイントが貯まる「ドコモでんき」に興味を持つ方は多いのではないでしょうか。

しかし、ネット上で「ドコモでんきは高い」という評判や口コミを目にすると、切り替えることでかえって損をしてしまうのではないかと不安になりますよね。

また、自分にとって本当に得になるのかどうか、明確な判断基準が分からずに迷っている方もいるかもしれません。

この記事では、ドコモでんきが高いと言われる理由や電力会社との比較、損をしないための判断基準などをFP(ファイナンシャルプランナー)の視点で徹底解説します。

【結論】ドコモでんきは高いは本当?

結論から言うと、「dカード GOLDを持っているファミリー世帯」にはお得ですが、「オール電化住宅」の方は損をする可能性が高いサービスです。

  • 基本料金: 地域電力会社と同じです(高くなりません)。
  • 還元率: dカード GOLD会員なら最大10%還元(※)で、実質大幅に安くなります。
  • 選び方: 一人暮らしは「Basic」、ファミリーは「Green」が正解です。

※ポイント還元率はプランや契約状況により異なります。燃料費調整額などは還元対象外です。

公式サイト:ドコモでんき

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目次

ドコモでんきは高い?やばい評判や改悪の真実

ドコモでんきは高い?やばい評判や改悪の真実

ドコモでんきへの切り替えを検討する際、どうしても気になってしまうのがネガティブな評判の存在です。

特にSNSなどで見かける「料金が高騰した」「改悪された」といった声は、これから契約しようとする人にとって大きな不安要素となります。

ここでは、なぜそのような評判が広まったのか、その背景にある「燃料費調整額」の仕組みや過去のサービス停止の経緯について、客観的な事実に基づき詳しく解説していきます。

やばいと言われる改悪の理由

ドコモでんきが一部のユーザーから「やばい」「改悪された」と言われる最大の理由は、2023年1月検針分から実施された燃料費調整額の「上限撤廃」にあります。

かつて、多くの電力会社(地域の電力会社の規制料金プラン)では、燃料費が高騰した際に消費者に請求する調整額に上限を設けていました。

しかし、世界的なエネルギー価格の急騰を受け、ドコモでんきはこの上限を撤廃しました。

その結果、燃料価格が著しく高騰したタイミングでは、上限を維持していた地域電力会社の規制料金プラン(従量電灯Bなど)と比較して、上限のないドコモでんきの電気代が割高になる現象が発生しました。

これが「切り替えたら高くなった」という口コミの正体です。

ただし、現在は状況が変わっています。

現在は東京電力エナジーパートナーなどの大手電力会社も、新しいプラン(自由料金プラン)においては同様に上限を撤廃するのが一般的です。

したがって、「ドコモでんきだけが一方的に高い」というわけではなく、比較対象となるプランが規制料金(上限あり)か自由料金(上限なし)かによって有利不利が変わるという点が重要です。

中止になった理由

ドコモでんきは、2022年11月8日から一定期間、新規の申し込みを停止していた時期がありました。

この事実を知り、経営状態やサービスの継続性に不安を感じる方もいるかもしれません。

しかし、この一時停止はサービス自体の不備や事業撤退によるものではありませんでした。

当時の世界的なエネルギー価格の高騰により、電力調達の先行きが不透明となり、安定的なサービス提供を維持するための措置でした。

その後、情勢の安定化に伴い、2025年2月28日には東京電力エリア・東北電力エリアでも受付を再開しました。

現在は沖縄電力エリア全域および島しょ部の一部を除く全国で、通常通り申し込みが可能となっています。

NTTドコモという強固な基盤があり、段階的にサービスを正常化させてきた経緯からも、突然のサービス終了といったリスクは比較的小さいと考えられます。

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電気代が一番高い電力会社は?

「電気代が一番高い電力会社はどこか?」と気になる方もいるでしょう。

一般的に、市場連動型プラン(日本卸電力取引所の価格に連動して料金が決まるプラン)を採用している新電力会社は、市場価格高騰時に青天井で料金が跳ね上がるリスクがあります。

これに対し、ドコモでんきは地域電力会社の従量電灯プランに準じた料金体系を採用しているため、極端な高騰リスクは低い部類に入ります。

また、電気代が月2万円を超えるような高額になる主な理由は、電力会社の単価設定だけではありません。

多くの場合は、以下のような要因が複合的に絡んでいます。

  • 冬場の暖房器具の長時間使用
  • 消費電力の大きい古い家電製品の使用
  • 家族構成の変化や在宅時間の増加
  • 断熱性能の低い住宅環境による暖房効率の低下

特に冬場は暖房費がかさみやすく、オール電化住宅では2万円超えは珍しくありません。

ドコモでんきだから高いと決めつける前に、まずは検針票で使用量(kWh)を確認し、生活スタイルを見直すことも大切です。

事前に確認すべきデメリット

ドコモでんきを契約する前に、メリットだけでなくデメリットもしっかりと把握しておく必要があります。

特に注意すべき点は、電気料金そのものが劇的に安くなるわけではないという点です。

基本料金や電力量料金は、地域の電力会社の従量電灯Bプランなどと同等に設定されています。

そして、最大の注意点は、オール電化住宅向けの専用プランが用意されていないことです。

現在、エコキュートや電気温水器を使用していて、深夜電力がお得になるプランを契約している場合、ドコモでんきに切り替えると逆に電気代が高くなってしまう可能性が非常に高いです。

ここだけはポイント還元でも取り戻せません。

オール電化住宅にお住まいの方は、慎重なシミュレーションが求められます。

ドコモでんきは高い?東京電力や他社と徹底比較

2つの電力会社を比較している女性のイメージイラスト

「dポイントが貯まるとはいえ、肝心の電気代が高くなっては意味がない」と考えるのは当然のことです。

ここでは、ドコモでんきの料金設定が東京電力などの地域電力会社と比較して実際にどうなのか、具体的な数字やプランの特徴を交えて比較検証します。

ドコモでんきと東京電力を比較

ドコモでんきの標準的なプランである「Basic」と、東京電力エナジーパートナーの「従量電灯B」を比較した場合、基本料金および電力量料金の単価は原則として同額に設定されています。

つまり、燃料費調整額に差が出ない平時であれば、請求される電気代そのものは変わりません。

しかし、ドコモでんきには利用料金に応じたdポイント還元があります。

この還元分を加味して「実質価格」で考えると、ドコモでんきの方がお得になるケースが多くなります。

比較項目ドコモでんき Basic東京電力 (従量電灯B)
基本料金・電力量料金地域電力会社と同額標準設定
燃料費調整額上限なし上限あり(規制料金の場合)
ポイント還元電気料金に対し最大2%〜限定的(0.5%程度)
実質コスト還元分だけお得(平時)標準的

重要なのは、「燃料費調整額」です。

燃料価格が安定している時期はドコモでんきがお得ですが、極端な燃料高騰時には、上限のある東京電力の従量電灯B(規制料金)の方が安くなる可能性があります。

公式サイト:ドコモでんき 料金シミュレーション

他社料金との比較

北海道電力(ほくでん)や東北電力など、他の地域電力会社エリアにおいても、ドコモでんきの「Basic」プランは基本的に地域電力会社の従量電灯プランと同等の料金設定になっています。

地域ごとに単価は異なりますが、「地域の標準価格に合わせる」というスタンスは全国共通です。

一方で、Looopでんきや楽天でんきといった他の新電力会社と比較すると、状況は異なります。

多くの新電力は、基本料金0円プランや独自の単価設定を行っており、使用量が多い家庭や時間帯別の使用状況によっては、ドコモでんきよりも安くなる電力会社が存在します。

ドコモでんきの強みは最安値を競うことよりも、ドコモ経済圏との連携にあります。

スマホ代やdカードの支払いと合わせることでポイントを効率よく貯めたい方にとっては最適ですが、純粋に「1円でも電気代を安くしたい」という方は、ポイント還元を含まない現金支出額で比較すると、他の格安新電力の方が有利な場合もあります。

FPの視点:なぜドコモは利益の薄い「でんき」を売るのか?

「地域電力会社と同じ料金で、さらにポイントまで還元して、ドコモは儲かるの?」 「何か裏があるんじゃないか?」

お金のことに敏感な方なら、そう勘ぐるのは当然のことです。 実は、ドコモが電気やガスを販売する理由は、スーパーマーケットの戦略と全く同じです。

スーパーのチラシに載っている「特売の卵」を想像してください。お店側は、卵で儲けようとはしていません。

卵を目当てに来店してもらい、ついでにお肉や野菜を買ってもらうこと、そして「このスーパーにまた来てもらうこと」を目的にしています。

ドコモにとっての「でんき」や「ガス」も、この「特売の卵」と同じです。

  • ドコモの狙い: 生活インフラ(電気・ガス・通信)をまとめることで、解約を防ぎ、複数のドコモのサービスを長く使ってもらうこと。
  • 私たちユーザーのメリット: 長く使う代わりに、その見返りとして「ポイント還元」という特売特典を受け取れること。

つまり、ドコモ経済圏を賢く利用するコツは、企業の「囲い込み戦略」を理解した上で、あえてその「特売の卵(ポイント還元)」を賢く受け取ることです。 「オール電化」などの損するケースを除けば、この仕組みに乗っかることは、家計防衛の観点からも非常に理にかなった選択と思います。

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ドコモでんきの損益分岐点は?「Green」プランの特徴とセット割の注意点

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ドコモでんきには「Basic」のほかに、「Green」というプランがあります。

このプランの最大の特徴は、太陽光や風力などの再生可能エネルギー由来の電気(実質再エネ比率100%)を利用できる点です。

CO2排出量が実質ゼロとなるため、環境への配慮を重視するユーザーに向けたプランと言えます。

料金面での大きな違いは、基本料金に月額500円(税込)が上乗せされることです。

その代わり、dカード GOLD会員であり、かつドコモの携帯回線を契約している場合、対象となる電気料金(税抜)に対して最大10%(地域やキャンペーンによってはそれ以上)の高還元を受けることが可能です。

つまり、Greenプランは月額500円の追加コストを支払って、それ以上のポイントバックを狙うという、いわば「ポイ活」的な側面を持っています。

【裏技】セット割で実質負担は「390円」になる

実はあまり知られていませんが、ドコモの対象料金プラン(例:ドコモ MAX/ドコモ mini/ドコモ ポイ活 20/ドコモ ポイ活 MAX など)を契約している場合、「ドコモでんきセット割」によりスマホ代から月額110円(税込)が割引されます。

※ahamoは対象外です。

これにより、Greenプランの実質的な追加コストは下がります。

  • Greenプラン追加額:500円
  • スマホセット割:▲110円
  • 実質追加コスト:390円

この割引を加味して計算すると、損益分岐点はさらに下がります。

※セット割の適用には、対象料金プランの契約に加え、連絡先電話番号の登録やペア回線の設定など、所定の条件を満たす必要があります。最新の適用条件は必ず公式サイトをご確認ください。

dカード GOLDのメリットについては、以下の記事でも詳しく解説しています。

シミュレーションと損益分岐点

ドコモでんきがお得になるかどうかの損益分岐点は、獲得できるdポイントが追加コストや他社との差額を上回るかにあります。

特にGreenプラン(月額+500円)を検討する場合、計算は必須です。

【重要】ポイント計算の注意点

dポイント還元の対象となるのは、基本料金(または最低料金)と電力量料金の税抜金額のみです。

「燃料費等調整額」や「再生可能エネルギー発電促進賦課金」はポイント進呈の対象外となるため、毎月の請求総額すべてに10%がかかるわけではありません。

例えば、dカード GOLD会員でGreenプラン(還元率10%の場合)を契約したと仮定します。

月額500円の追加料金をポイント還元で回収するには、ポイント進呈対象となる電気料金が月間5,000円(税抜)以上である必要があります。

対象電気料金 (税抜)Green追加料金ポイント還元 (10%)損益結果
3,000円500円300 pt-200円 (損)
5,000円500円500 pt±0円 (分岐点)
10,000円500円1,000 pt+500円 (得)

※スマホセット割(110円割引)が適用される場合は、実質負担が390円となるため、分岐点は約4,000円付近まで下がります。

ファミリー世帯で電気代が常に1万円を超えているようなご家庭であれば、Greenプランを選ぶことで確実にメリットを享受できるでしょう。

一方で、電気代が安い月がある場合は、Basicプラン(還元率は低いが追加料金なし)を選んだ方が、リスクなく確実にポイントを貯められます。

ドコモでんきの申し込みは5分!解約連絡不要の切り替え手順

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ここまで、料金の仕組みや損益分岐点について確認してきました。

もしご自身のライフスタイルにおいてメリットがあると判断できたなら、次は実際の申し込みへ進みましょう。

ここでは、お得にスタートするためのキャンペーン情報や、具体的な手続きの流れ、そしてよくある疑問について整理します。

切り替え作業は驚くほど簡単ですので、安心して読み進めてください。

最新のキャンペーン情報を確認

ドコモでんきでは、新規申し込みをするユーザーに向けて定期的にお得なキャンペーンを実施しています。

時期によっては、申し込みだけで数千ポイントのdポイント(期間・用途限定)がプレゼントされることや、特定の条件を満たすことで還元率が期間限定でアップすることもあります。

こうしたキャンペーンを利用するかしないかで、初年度の実質的なお得度は大きく変わります。

申し込みを完了する前に、必ず現在適用可能なキャンペーンがないか公式サイトをチェックしてください。

エントリーが必要な場合も多いため、見逃さないようにしましょう。

公式サイト:ドコモでんきの最新キャンペーンを確認する

切り替えと申し込み手順

電力会社の切り替えと聞くと、面倒な工事や書類手続きが必要なイメージがあるかもしれません。

しかし、ドコモでんきへの切り替えは、基本的にWeb上の手続きだけで完結します。

一番面倒な「解約手続き」は原則不要です。

現在契約している電力会社への解約連絡も、ドコモ側が代行して行ってくれるため、ご自身で連絡する必要は原則ありません。

必要なものは、現在の電力会社の検針票(お客様番号や供給地点特定番号がわかるもの)と、dアカウント、そして支払い用のクレジットカードや口座情報だけです。

スマートメーターが未設置の古い住宅の場合はメーターの交換工事が発生しますが、原則として立ち会いは不要で費用もかかりません。

なお、供給開始日(切り替え日)は、申し込み状況や検針日のタイミングにもよりますが、原則として「お申込みから10日以降の検針日」となります。

申し込み後すぐに切り替わるわけではないため、余裕を持って手続きを行いましょう。

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よくある質問

最後に、ドコモでんきを検討している方から寄せられることの多い疑問点についてお答えします。

Q. ドコモでんきにすると停電しやすくなりませんか?

A. その心配はありません。ドコモでんきに切り替えても、実際に電気を届ける送配電網はこれまでと同じ地域電力会社のものを使用します。電気の品質や停電の頻度などは全く変わりません。

Q. 契約期間の縛りや解約金はありますか?

A. 基本的に契約期間の縛りはなく、解約時の違約金も原則発生しません。もしサービスに満足できなかった場合でも、気軽に元の電力会社や他社へ戻すことができます。(※不正利用等、供給約款に定める例外的なケースを除く)

Q. 賃貸マンションやアパートでも契約できますか?

A. 個別に電力会社と契約している物件であれば可能です。ただし、建物全体で一括受電契約をしている場合(管理費に電気代が含まれている場合など)は、個別の切り替えができないため、管理会社への確認が必要です。

まとめ

本記事では、ドコモでんきが高いと言われる理由や、損をしないための判断基準について解説してきました。

結論として、ドコモでんきは地域電力会社と同等の料金設定であり、高額な請求が来るリスクは低いと言えます。

むしろ、dカード GOLDやドコモ回線を契約しているユーザーにとっては、電気代の支払いを通じて効率よくdポイントを貯められる強力なツールとなります。

  • 一人暮らし・電気代が安い人 ⇒ 「Basic」でコツコツ貯める
  • ファミリー・電気代5,000円以上 ⇒ 「Green」で10%還元を狙う
  • オール電化の人 ⇒ 切り替えない

電気代単体で見るのではなく、スマホ代やカード年会費の元が取れるかなど、「ドコモ経済圏全体」でのトータルコストで考えるのが、家計防衛の近道です。

まずは公式サイトで、現在の電気代と比較するシミュレーションから始めてみてはいかがでしょうか。

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